人生で壁にぶち当たった時、思い出すゲーム1選。『ロッククライミング 未踏峰への挑戦 アルプス編』
生きていると様々な壁が立ち塞がります。そんな壁にぶち当たった時、このゲームを思い出してください。そう『ロッククライミング 未踏峰への挑戦 アルプス編』(以下アルプス)です。壁と言っても、こっちは、岩の壁。タイトル通りのロッククライミングゲームです。
ロッククライミングのゲームは中々珍しいですね。
メインのクライミングについてですが、PSコントローラーの□=左手、△=右手、X=左足、○=右足といった具合に、コントローラーが四肢に対応しています。
最近のゲームでは、アンチャーテッド、アサシンクリード等、壁登りの操作は、ほぼ十字キーひとつで行えますが、実際のロッククライミングでは、十字キー1本でホイホイ登るということが出来るはずもありません。
リアルなロッククライミングシミュレーターである"アルプス"では、△で右手を離し、十字キーでホールド可能な岩場に右手を動かす。といった操作が必要になり、さらに、それを左手、左手足、右足にも行うことで岩を登っていきます。まさにリアルを体現した究極のロッククライミングゲームです。
結局何が言いたいかというと、「ひたすらメンドイ」ということです。
こんな操作体系なので、プレイヤーの分身である登頂者は、実に様々なポージングをかましてくれます。
操作体系だけリアル志向な割に、人体の関節の理解はラフな模様で、開発者の「ゲームだから」といったご都合主義な大人の汚さを垣間見る事ができます。
山を登るというよりは、おもしろポージングを研究するゲームとして、そのアイデンティティを保っています。
かといって、逆さまになったり、腕一本でぐるぐる回ったり出来るわけでも、ないので、いまいち中途半端ですね。
このゲーム、”アルプス編”と銘打っていますが、他のシリーズを見た事がないので、存在しないのでしょう。
このゲームで壁に挑んでいる時間があるなら、人生の壁を越えるべく時間を使いたいと思わせてくれるゲームです。
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