雀帝バトルコスプレイヤー:セガサターン
自らを帝王と称する麻雀ゲーム、それが『雀帝バトルコスプレイヤー』。脱衣麻雀とは一味違ったエロを演出しようと、新ジャンル”コスプレ麻雀”を開拓したまではよかったのだが‥。
麻雀ゲームの革命「脱衣麻雀」
麻雀ゲームの歴史は古く、70年代から現在まで脈々と続いているひとつの文化です。
そんな、麻雀ゲームですが、ゲームセンターに入り浸っていた世代には、麻雀ゲーム=脱衣麻雀のイメージが強いのではないでしょうか?
脱衣麻雀とは、基本1対1で女の子と麻雀で対決し、役を上がると女の子が文字通り脱衣していくというものです。
脱衣麻雀全盛時、あの時代は、「裸が見たいが、麻雀のルールが分からない」というゲーセンキッズ達の羨望を浴びて女の子を脱がし続けるプロ脱衣麻雀師達が輝いていたことをよく覚えています。
麻雀の帝王を名乗るゲーム
『雀帝 バトルコスプレイヤー』はセガサターンで発売された、麻雀ゲームです。下がパッケージになります。
パケ絵を見て、脱衣麻雀かな?と思ったあなたは甘い!
このゲームは、バトルコスプレイヤーというサブタイトルが示す通り、対戦相手に勝つとその相手が所有する服をGET出来るという基本ルールの下、コスプレ服をひたすら集めていくという、脱衣マージャンならぬ着衣マージャンとも言うべき新ジャンルの異端児です。
基本は、ストーリーモードを進めていくことになるのですが、フリープレイモードも用意されているので、ストーリーに関係無く好みの女の子と対戦可能なのは嬉しいところ。
では、フリープレイモードで対戦相手を吟味してみましょう。キャラクター数は、驚きの15人。どんな女の子がいるのかわくわくしますね。ウヒヒ。
と、思ったのですが、何かおかしいです。キャラ枠の何人かが、PS4も裸足で逃げ出すレベルで人間に近いんですが・・。
セガサターンが本気を出せばこのくらいのモデリングは余裕なのですね。
この昭和っぽいバブル姉ちゃん感が、サターンの底力を象徴しています。
賢明な読者の方々はおわかりでしょうが、そうです、実写です。
このゲームは、「アニメ+実写」という禁断の果実に手を出した麻雀ゲーム界のツインゴッデス(格ゲー界における禁断の果実)だったのです。
よく見ると、パッケージにも「アニメ&実写キャラ」とこっそり書いてありましたので、訴訟に発展させてもこちらが不利と思われます。
とはいえ、麻雀ゲームとしては、イカサマ無しの4人打ち麻雀で、牌に変な偏りもなし。
振り込む度に、自分のパートナーである女の子(実写)から罵倒されることを除けば、普通に麻雀出来るゲームです。
(その道の人にとってはむしろご褒美ですね。)
さらに、メイキングビデオ的な、おまけディスクがついての2枚組!
おまけディスクも結構ボリュームがあるので、ファンの方(?)は必見です。
罵倒されています。
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