爆走デコトラ伝説〜男一匹夢街道〜:プレイステーション
旅は道連れ、世は情け、日本列島一人旅。
そんなキャッチコピーから始まる、トラック野郎生唾もののゲーム。
それが『爆走デコトラ伝説』です。
派手なパーツで着飾ったトラック、所謂デコトラで日本全国をトラックバトルしながら配送業に勤しみトラックをドレスアップしていく。言葉で聞いても得体のしれない内容ですが、
プレステで表現されたこのトラック野郎ライフ。非トラック野郎民のあなたにも分かって頂きたい”魅力”がここにあります。
トラック野郎として生活したことない皆さんのために
皆さんデコトラを乗り回す機会なんてそうそうないと思います。まずは、メインモードである「全国制覇」モードで、トラック野郎ライフを満喫しましょう。
といっても、スタート時点で、プレイヤーが乗っているのは、ただのトラック。
デコトラとは言えません。
この世界の通貨であるBPを稼いで我が分身のトラックをドレスアップしましょう。
やっぱり先立つ物は金だということで、愛車ならぬ愛トラックを狩り、配送業に勤しみましょう。
配送物が決まったら(勝手に決められてしまうが)後は、対戦相手を選ぶだけです。
え?普通に配送したいって?
トラック野郎が普通の配送で満足できる筈ないでしょう。
あきらめて、全国に点在するもれなく怖モテのおじさんの中から勝負を受けてくれるおじさんを選びましょう。(女トラッカーもいるがやっぱり怖い)
さあ、トラック野郎人生の始まりです。
君の好きなおじさんは誰かな!?
画期的!車線変更システム
対戦が始まったら、そこは高速道路上。デコトラ伝説ならではの新システム車線変更システムでレース開始です。
このゲームのレースシステムは他とは一味違います。
例えば、走行中に右キーを一回押せば、右のウインカーが点滅、さらにもう一回押すことで、右の車線に移ります。
左もまた然り。
つまりプレイヤーはハンドルを切る操作をする必要はなく、走りたい車線を選ぶというシステムになっているのです。
これが車線変更システムです。
わざわざ、ウインカーを出す必要があるあたり、バカっぽくてグーですね。
レースは基本的に1vs1で行われます。
しかし、ここはあくまで一般道。
路上には俺達トラック野郎意外に、一般車両が走ってやがります。
ライバルトラックより先に目的地へと辿り着けば勝ちなので、他の車両は邪魔以外の何者でもありません。
この一般車両は体当たりで蹴散らすことが出来るので、邪魔だと思ったら車線からはじき出してやりましょう。
または、R2ボタンで放つ「どきやがれ!」(ボイス付き。複数種類選択可。)もいいですね。
体当たりで弾いた一般車両をライバルトラックにぶつけるといった教習所では教わらなかったトラック野郎ならではのテクもありますので、ぜひ習得してみてください。
しかし、一般車両にぶつかると減速してしまうので、
納期を守る善良トラック野郎としては、一般車両への体当たりは出来れば控えたいところですね。納期第一ですから。
一般車両をボコるのもいいけど、納期は守ろうね。
いざ、ショップへ
ライバルトラックに勝てば、念願のBPをゲット。これで、ワシのトラックもパワーアップじゃい!ショップに入ると、そこにはなんとあのトラックアート界のカリスマ関口親分が!
実写で。
実写で登場の関口親分。親分に任せておけば間違いなし。
テールランプを10連にしてみたり、トラック左右上面にペイントしたりと、BP(金)さえあれば、あなたの目指すデコトラがみるみるうちに完成。
しかし、マフラーを変えても、バンパーを取り付けても「んん!かっこよくなったな!」しか言わない関口親分からわかるように、トラックの性能は毛ほども上がらない模様。
まあ、かっこよければいいのです。
とにかく持ち上げてくれる親分。んん!
たまに、ショップで発生するトラック性能アップイベント。自分のトラックに限界を感じた主人公に対して、なんと無料BPでトラックの性能を上げてくれる関口親分。ありがとう!関口親分!
アドベンチャーモードもある。
全国制覇モードを離れ、「男の華道」モードを選択すると、なんとストーリー付きのアドベンチャーゲームが楽しめます。
自分の分身となる主人公以外はなんとフルボイス。
ただし、節目節目の場面転換時には、移動ついでにトラックバトルが・・。
これがトラック野郎の性か。
一目惚れした女性を追いかけて北海道へやってきた文次郎を主人公とする「北国夢追街道編」からの一幕
ということでトラック野郎最高!
トラッカーの頂点を目指して全国を周るのもよし、自分が理想とするデコトラを突き詰めるもよし、ちょっと疲れたらアドベンチャーモードで一人のトラッカーの物語を体験するもよし、
デコトラレースという変わった題材をテーマとしながら、色々な楽しみ方を提供してくれるゲームです。
レース中に流れる演歌も雰囲気にあってるし。
お気に入りのデコトラで一般車両を蹴散らしながら(文字通り蹴散らしながら)
全国津々浦々を爆走する人生もたまにはいいのではないでしょうか?
んん!かっこいいぞ!
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